BOUQUET FRAGRANCE’ S BLOG 3

KATO Nゲージ鉄道模型製品などを紹介します。

80系300番台 飯田線 4両セット(10-1384)

(2016年11月28日に、飯田線シリーズの1つとして、KATOから

発売された Nゲージ・80系300番台・旧形直流準急電車 飯田線・4両セット 10-1384)

 

ぼくの所有する、KATO Nゲージ鉄道模型車両に、80系300番台・旧形直流準急電車があります。 

 

80系旧形直流準急電車は、昭和25年(1950年)から製造された、長距離電車運転の嚆矢といえる、旅客用長距離電車で、ミカン畑の広がる、湘南地方を走ることから「湘南電車」と呼ばれた車両です。

1957年(昭和32年)4月には、全金属鋼製車体を採用した、300番台(通称・全金車)が登場、東京~名古屋・大阪間の準急「東海」・「比叡」に投入され、91系(→153系)が登場するまで活躍しました。

 

豊橋と辰野を結ぶ、飯田線には、1977年(昭和52年)に、転属により、静岡運転所に配置されていた、80系300番台が、豊橋機関区(言・JR東海 静岡支社・豊橋運輸区)に集中配置され、1983年(昭和58年)2月24日・豊橋本長篠間のお別れ運転を最後に、全車引退するまで、短期間ではありましたが、80系300番台は、改造車のクハ85形100番台の、104・108号車が最後まで活躍しました。

KATOでも、Nゲージ・完成品として、300番台・全金車をプロトタイプに、製品化してきましたが、2016年11月28日には、動力装置にフライホイール動力ユニットを採用した、ハイグレードモデルとして、80系300番台が、4両セット(10-1384・写真)と、6両セット(10-1385)の、2種類が、KATOから、新発売されました。

飯田線 80系300番台セットを、製造し、発売を開始した、関水金属・代表の締役会長で前・代表取締役社長の加藤祐治さんが、11月21日に逝去されたので、加藤祐治さんと、Nゲージは、KATO 飯田線シリーズ・80系300番台(4両セット・10-1384 6両セット・10-1385)が、遺作となりました。

 

20178月15日・ぼくは、KATO Nゲージ・飯田線シリーズ 80系300番台 4両セット’(10-1384)を、メーカー直送! ホビーセンターカトー・鉄道模型オンラインショップで、1セットを購入・納車しました。

1983年(昭和58年)2月24日・豊橋本長篠間でのお別れ運転を最後に、119系・近郊形直流電車に置き換えられるまで、短期間ではありましたが、静トヨに集中配置された、80系300番台・旧形直流準急電車 全金車の、最末期の活躍を、KATO Nゲージの技術ににより、モデル化したものです。

購入当時・ジャンパ線が取り付けられておらっず、室内灯【LED室内灯・クリア 11-211・純正品)・4個は、標準無装備としていたので、夜間運転にも支障をきたすことから、KATO 京都駅店を通じて、KATO お客様サービス係(当時・KATO CUSTOM SHOP 東京・ホビーセンターカトー・東京店内)に送って、ジャンパ線とLED室内灯・クリア(11-211・純正品 4個)の取り付けを依頼し、数日後・2928円の請求があり、5928円を支払って、3000円のお釣を受け取りました。

80系300番台・旧形直流準急電車 4両セット(10-1384)は、同・6両セット(10-1385)と共に現在もお蔵入りしたり、走らせたりとして、大切に扱われており、今後ともぼくの宝物の1として、末永くご愛用頂こうと想い、願っております。