BOUQUET FRAGRANCE’ S BLOG 3

KATO Nゲージ鉄道模型製品などを紹介します。

スユニ50形が、5月にKATOから新発売される。

山陰本線・京都口(嵯峨野線)で国鉄時代に、京都~福知山間の普通列車 835レ・836レの郵便・荷物車として活躍したり、同じ京都~出雲市間の普通列車 827レ・826レ「山陰」の郵便・荷物車としても活躍の場を広げ、郵便・荷物輸送廃止(1986年11月)まで、山陰本線 京都口・福知山以西(嵯峨野線山陰海岸ジオパーク線)などの、郵便・荷物輸送を支えた、スユニ50形が、5月に、Nゲージ・客車シリーズの1つとして、夜行鈍行「山陰」9両セットと同時に新発売するとの発表が、KATO(積水金属)から、ありました。

 

実車のスユニ50形 郵便・荷物車は、1978年(昭和53年)から、スユニ60・61形という、旧形郵便・荷物車を置き換える為、全国の国鉄工場で製造された、50系客車グループに属する、郵便・荷物車です。

車体は、前年の1977年(昭和52年)から新造された、マニ50形・荷物車に準じておりますが、台枠と台車がマニ50形・荷物車とは異なり、スハ43系(スハ45系)・スハネ16形などの旧形客車の発生品 TR47形・ウイングバネ式台車を履いていて、搭載している、車軸発電機の違い(ベルト式・TR47形 暖地仕様 歯車式・TR47B形 寒地仕様)から、0番台(本州向き 電気暖房装置取り付け車は、2000番台)と500番台(北海道向き。)の、2種類に分けられ、区分されています。

KATOでは、スユニ50形 郵便・荷物車を、北海道向きの500番台を14系500番台とのセットで製品化しましたが、今回は本州向けの0番台をNゲージで製品化するとのことです。

スユニ50形0番台は、単品での発売仕様の品番は、5141になりそうで、価格は税込で2420円になりそうです。